後悔しないピアノの選び方!機械楽器とピアノの違い!

楽器店では電子ピアノから、アップライトピアノ、グランドピアノと様々な種類な楽器がそれぞれ何種類も置いてありますよね。

どれを選んでよいのか分からないまま、なんとなく選んでしまっている方もいらっしゃるのでは・・・

しかしどれも高額で、大きいし重いのでなるべく後悔したくないところですね・・・

これからピアノを購入される方、買い替えようかな・・・と思ってらっしゃる方は是非参考になさってください。

ここでは先ず電子ピアノとピアノの違いについて紹介していきたいと思います。

この違いを知るだけで、今まで悩んでいて何となく決めてしまっていたあなたの楽器選びが変わるかも!

Contents

キーボードや、電子ピアノなどの機械楽器のメリット・デメリット

電子楽器のメリット

  • 118165コンパクト
  • ピアノに比べ低価格
  • 持ち運びが可能なものも有る

コンセントから電気を引いて動かすキーボード、オルガンなどは、ピアノに比べてとても手軽に購入できます。鍵盤の数も多様です。少し少なめのものなら、コンパクトで価格も重量もおさえられ、ボタンひとつで音色を変えられたり、メモリー機能を備えていて、弾いた曲をそのまま演奏してくれたり、レッスン機能があれば、次に弾く鍵盤をガイドしてくれたり・・・と、練習や演奏以外にも楽しめます。それほど多機能でないものでも、初歩の練習には十分です。持ち運んで、別の場所で演奏することも可能です。最近では持ち運ぶためのケースも販売されています。

電子楽器のデメリット

しかし電子楽器の鍵盤は、実は本物のピアノのタッチとは全く違うんです。

  • 音の表現が出来ない
  • ピアノに比べて鍵盤が軽い

そもそもピアノと電子ピアノでは楽器の構造が全く違うので当たり前なのですが、最近の電子ピアノは高性能で、タッチの加減で音の強弱をつけることまでは可能になっているものもあります。しかし音そのもので、それ以上の「表現」が出来ないんです。

例えばピアノですと弾く人によって全然違った音が鳴り、そこからニュアンスがつくられますが、電子楽器ですと、誰が弾いてもドを押せば同じドの音が鳴ります。

例え猫がドの鍵盤を叩いても、全く同じ音が出ます。

スイッチのボタンのように、「押したら鳴る」ものです。

ですからキーボードなど電子楽器での演奏に慣れてしまうと、本物のピアノを弾いたときに、鍵盤のタッチの違いに戸惑うことが出てきます。上手になればなるほど、その差がはっきりと感じ取れるようになります。生徒さんの中には「家の電子ピアノだと弾けるのに、ピアノ教室のピアノだと弾けない、弾きにくい」と言う子も実際います。

キーボードで物足りなくなって来たら、その時はピアノの買い頃

ffe7cf06e2018b9582a899bfad9b049c_s最初からピアノを用意で来たら良いのですが、「続くかもわからないピアノに高額なお金を出して購入するのはちょっと・・・場所もとられるし・・・」

こうお考えになる方はきっと多いでしょう。

ですので最初はキーボードでも良いんじゃないかと思います。しかしピアノはしっかりと打鍵をしないとちゃんと音が出てくれないので、キーボードや電子ピアノで慣れてしまうと、「あれ、!」ってことなるのも珍しくないです。

ですからキーボードで物足りなくなったり、もっと音楽について深いところまで探りたい、と感じている時は、その兆しが見えたら中古でも良いのですぐ本物を準備することをおすすめします。

電子楽器に物足りなさを感じ始るのは演奏者としてのステップアップも意味しています。ですので同時に楽器のステップアップも考えましょう。
おうちが狭い、と言う場合は「アップライト」と言う種類を選びましょう。一般的なたんすくらいのスペースに置くことができます。

また、ここではあくまでクラシックピアノを弾く方向けに書いてきましたが、「私はエレクトーンが好きなの!」というように電子ピアノの方が好みの方でしたら、勿論電子ピアノで良いと思います。

2つの楽器は似て非なるものです。どちらが良い悪いはありません。

しかしクラシックを勉強する上ではやはりピアノをオススメ致します。

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