ピアノ上達のコツは「演奏会に出かけること」
ピアノを弾かれる方、これから勉強しようかなと悩んでらっしゃる方、皆さんはピアノ上達の方法として、一番最初に思いつくのは何ですか?
ハノンや運指練習をみっちりやる、古典を練習する...きっとこういった楽譜を目の前にして行う練習を想像される方が多いのではないでしょうか。
勿論これはとても大事ですし、練習せずに上達する方法はないです。
しかし、実はこれだけではないんです!
今回は練習での上達のコツではなく、もう一つの上達のコツについて紹介していきたいと思います。
Contents
コンサートに出かけて、ピアニストの演奏を聴く・観察する
上手い人の演奏を聴くこと、動きを実際に目の前で見ることは、上達の大きな手がかりとなります。これは、楽器に限らずスポーツや芸術ごとなど全てにおいて当てはまります。
プロのピアニストのコンサートを観ることで、音はもちろん色んなファクターを吸収することで大きい刺激を得ることができます。あなたの頭の中で、あなたの認識の中で「正解と思われる演奏」の形を形成する大事な機会です。特に「こうなりたい」と思える演奏家を見つけたならぜひ「追っかけ」をしましょう。できることなら、あなたの好きな演奏家のコンサートは時間とお金が許す限り見に行くことで、上達においてかなりの近道となります。
耳が養われる
こうすることで、演奏を聴く耳が養われ、音を聴く耳が育ちます。
澄んだ音とはどんな音か、乱暴な音とはどんな音か、ピアノの響きはどうゆうことをいうのか...
音を聴く耳をつくることは自分で演奏する上でとても重要になります。
指が早く動くからといって良い音楽をつくれるわけではありません。
どんな音で弾けるかが大事であり、醍醐味です。
耳が良くなれば、普段の練習の仕方も確実に変わっていきます。
指の運び方、体の使い方を学べる。
普段のレッスンでも指の使い方や姿勢は注意を受けることがあると思いますが、実際にプロの方が弾いている姿を舞台で見ることによって、「こうゆうことだったんだ」というように、より正しくスムーズに吸収されるでしょう。
特に指の動き、姿勢、ペダルの使い方など、聴きながらも部分ごとに観察することによって、新しい発見があると思います。
ただ漠然と聴いて味わうのも良いですが、このように一歩踏み込んだ聴き方をすることで、普段の練習では学べないことが沢山吸収できます。
初心者でも一流のピアニストの演奏を聴くことをオススメします
今はとてもピアニストが多く、毎日色んなホールで演奏会があります。
最近ではショッピングモールなどでも時々演奏されてる方がいらっしゃいますね。
演奏を聴くうえで私がオススメしたいのは、なるべく世界的に一流の方、もしくは日本の著名な方の演奏を聴くことです。
何故かと言うと、演奏の質が全然違うからです。
学べることがまるで違います。
そしておそらく「ピアノってこんな音が出るんだ・・・!」と音にそのものに感動されるでしょう...。
素晴らしい演奏を沢山聴いて吸収して、是非ご自分の演奏に役立ててくださいませ。