ピアノは集中力アップに効果的!だから子どもにオススメなんです♪
子供の習い事として昔から定番で人気があるのが、ピアノですね。
しかし小さい頃からピアノを習い始めても、ピアニストにまでなる人はとても少ないですよね。
ではなんでこんなに根強い人気があるのか・・・
これには秘密があります。それは、脳が鍛えられることによってさまざまな能力が高まるなど、多くのメリットがあるからです。
このメリットの中でも特に大きなメリットとして考えられるのが「集中力」です。
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レッスンを受けること自体が集中力を養う
先ず静かに椅子に座ることが、幼少期の子供にとっては集中力が養われます。
ピアノは幼少期から習い始める子供がとても多いですね。小さな子にとって、親以外の見ず知らずの先生の前でピアノの椅子に長時間座っていること自体が、実は決して容易なことではありません。
騒いだり、地べたに座ったり、泣き始める子がいて当たり前な環境の中で、椅子に座り更にピアノを弾くとなるとそれだけで子供にとってのハードルはかなりハイです。
更に毎週練習してきた成果を先生の前で弾いてレッスンを受けるわけですから、これはよく考えると凄いことですよね。
ピアノを弾く際に求められる集中力
ピアノを弾くこと自体にも勿論とても高い集中力が求められます。
楽譜を見ながら楽譜どおりに両手を別々に動かして更に、手とは別に足でペダル踏むことも必要となってくるからです。これは子供に限らずとても高度なことゆえに高い集中力が無ければ出来ることではありません。
指を別々に動かす
10本ある手の指を別々に動かすことって日常生活の中であまりないことですね。
ですから意識をもって指をそれぞれに動かすことは、小脳をはじめ脳への刺激が起こって脳が活性化されると言われています。
音の出し方を考えながら音を鳴らす
楽譜には音符の他に強弱記号、速さを示す記号や、表現的なことを示す記号など様々な記号が書かれています。
これは難しい曲に限らず書かれていて、小さい子が弾くような楽譜にも強弱記号は必ず書かれていると言ってもよいほどです。
ですから、指を動かすだけでなく更に強弱であったり速さであったりそういったことを気を付けて弾くことが求められますね。
ここまででも、十分にピアノが脳に良く集中力が養われるということは伝わったんじゃないかと思いますが、まだあります。
暗譜をして人前で弾く
教室によっては発表会を開くところも多いと思います。
ホールで沢山の人を前に、暗譜をした曲を披露するんです。
「子供がそんなことできるようになるの?」
できるようになります。サキ・ピアノスクールでは発表会やクリスマス会で演奏を披露する機会がありますが、3、4歳の生徒たちもきちんと暗譜で演奏しています。
そして他の子の演奏もじっと聞いています。
これだけ集中力が必要だったり、頭を使わなきゃいけない習い事なのに、昔から子供の習い事の定番になっているのは日本人が努力家であったり、勤勉であるからこそなのかもしれないなと私は思います。
これからもレッスン頑張りましょう!